マラソン男子日本記録保持者の大迫傑選手!の日本記録のラップについて、まとめてみました。
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大迫傑選手のマラソン男子日本記録は
2019年12月現在のマラソン男子の日本記録は、大迫傑選手が2008年10月のシカゴマラソンで出した2時間05分50秒です。
それまでの日本記録は、大迫傑選手の同級生ライバルの設楽悠太選手が2018年2月の東京マラソンで出した2時間06分11秒です。
大迫傑選手が設楽悠太選手の記録を21秒の更新したわけです。
日本記録を更新した大迫傑選手、設楽悠太選手とも、日本記録を更新して何とも賞金1億円をゲットしました。
ちなみに、日本記録を更新した大迫傑選手、前日本記録保持者の設楽悠太選手とも、厚底靴で有名なナイキ ヴェイパーフライエリートというシューズを履いてました。
日本記録に効果があったことに間違いはないでしょうね。
大迫傑選手のマラソン日本記録のラップ
大迫傑選手のマラソン日本記録のラップは次の通りです。
5km 14:53 (2:58.6/km)
5-10km 15:19 (3:03.8/km)
10-15km 14:55 (2:59.0/km)
15-20km 14:44 (2:56.8/km)
20-25km 15:28 (3:05.6/km)
25-30km 14:27 (2:53.4/km)
30-35km 14:31 (2:54.2/km)
35-40km 14:42 (2:56.4/km)
40-Finish 06:51 (3:07.2/km)
前半 1:03:04 (2:59.4/km)後半 1:02:46 (2:58.5/km)
大迫傑選手の日本記録のラップは、ペースの上げ下げがかなりあるのがわかります。
このラップは、ペースランナーや強力なアフリカ勢がペースを上げ下げしたことが原因でこのようなラップになったようです。
日本記録を出した当日は、気温13度でマラソン大会では高めの気温。かつ、雨で路面は濡れ風も強めであったとのことで、条件が悪い中での記録であると言えます。
シカゴマラソンやベルリンマラソンのような高速コースで、気象条件があえば、2時間04分台の日本記録が期待できるのではと夢をみてしまいます。
過去のマラソン日本記録のラップ
過去の日本記録のラップということで、大迫傑選手と設楽悠太選手の日本記録のラップをまとめました。
また、参考までに世界記録保持者のキプチョゲ選手のラップも加えてみました。
キプチョゲ | 大迫傑 | 設楽悠太 | |
5km | 14:24 | 14:53 | 14:50 |
10km | 14:37 | 15:19 | 14:53 |
15km | 14:37 | 14:56 | 14:52 |
20km | 14:18 | 14:44 | 14:51 |
(ハーフ) | 1:01:06 | 1:03:04 | 1:02:43 |
25km | 14:29 | 15:29 | 14:57 |
30km | 14:21 | 14:28 | 14:56 |
35km | 14:28 | 14:31 | 15:00 |
40km | 14:21 | 14:43 | 15:11 |
ゴール | (13:54) | (15:34) | (15:09) |
表にまとめると、次のようなことが見えてきますね。
◆キプチョゲ選手の世界記録のラップ、は安定している。
◆大迫傑選手の日本記録のラップは、上げ下げが多い
◆設楽悠太選手の前の日本記録ラップは、後半下がっている
マラソンのラップの悪いところを改善していくことができれば、日本記録を更新できそうですね。