日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏が保釈される見込みが一転、
2018年12月21日に再逮捕されました。
保釈されるのは、早くても1月中旬なのか?と思われます。
保釈には保釈金とよばれている保証金を国に納める必要があります。
その保釈金がはたしてどれくらいの額になるのか気になりませんか?
過去の高額保釈金調べるととも、ゴーン前会長の保釈金がどれくらいにるのかに考えてみました。
Contents
過去の保釈金高額事例を調べました
保釈金高額事例 | ||
事件名 | 年 | 保釈金 |
ハンナン牛肉偽装事件 | 2004年 | 20億円 |
住専資産隠し事件 | 1996年 | 15億円 |
地産脱税事件 | 1991年 | 15億円 |
イトマン | 1993年 | 6億円 |
村上ファンドインサイダー | 2006年 | 5億円 |
大王製紙創業家借り入れ | 2011年 | 3億円 |
ライドアホリエモン | 2006年 | 3億円 |
ロッキード | 1976年 | 2億円 |
史上最高額は、牛肉偽装事件(2004年)で元ハンナン会長が課された保釈金はなんと20億円!!
住専大口融資先資産隠事件(1996年)で末野興産社長は15億円。
ライブドア事件のホリエモンこと堀江元ライブドア社長の場合は、当初保釈金は3億円。その後、裁判進んでいく中で東京地裁で実刑判決がでると5億円に増額。東京高裁の実刑判決が出た後は、6億円に増額されました。
また、暴力団の場合は保釈金高額になる傾向にあります。
暴力団大物幹部の場合は、10億円相当と高額保釈金となった場合があります。
ボディーガード役の組員に拳銃を持たせていたとして、共同正犯の理屈で
銃刀法違反で逮捕されたY組の現在のトップの方の保釈金は12億円だった。
そもそも保釈金とは何か
保釈金は、逮捕された者が保釈後に裁判に出頭しないとか
逃亡するとかを防ぐために国に納める保証金です。
裁判が終われば、当然被告に返されるお金です。
しかし、裁判に出頭しなかったり逃亡したりすることがあれば、
そのお金は没収されてしまいます。
過去には、イトマン事件の被告が逃亡したために保釈金の6億円が没収されたことがあります。
カルロス・ゴーン日産自動車前会長の保釈金はいくら?
保釈金は、対象者の経済力が考慮されて決定されるとされています。
ゴーン前日産自動車会長は、今回の逮捕で表沙汰になってしまった
年俸の額が20億円、総資産は数百億円!!と言われています。
過去の事例や海外逃亡させれないためという理由から、
ハンナン牛肉偽装事件の20億円を更新して過去最高額に
なるのではないかと予想します。
保釈金が高額な金額になると、日仏外交問題にも
発展するかもしれませんね・・・。
もし、そうなると海外では、日本の刑事事件の捜査手法が人権問題と
言われているところに加えてさらに厄介な国際問題になるか心配です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。